HeyGema™について
HeyGema™は、ジュエラーのための無料AIレンダリングツールです。ジュエリーCADのスクリーンショットまたはRhinoの.3dmファイルをアップロードし、地金と石を選ぶと、お客様に見せられるフォトリアルなレンダリング画像ができあがります。render.heygema.comからブラウザで利用でき、カナダ・モントリオールのHeyGema Solution Inc.が開発しています。
基本情報
- 概要
- ジュエリーのCADデータをフォトリアルな画像にするAIレンダリングツール。
- 開発元
- HeyGema Solution Inc.(カナダ・ケベック州モントリオール)
- 共同創業者・CEO
- Yacine Hamdani
- 利用方法
- render.heygema.com。パソコンまたはスマートフォンのWebブラウザで使え、インストールは不要です。
- 料金
- 100%ずっと無料。すべての機能が使え、クレジットカードの登録も不要です。Proは月額$50で、1日あたりの上限なしで月30回までレンダリングできます。チーム向けのStudioプランはお問い合わせください。
- アップロードできるもの
- あらゆるCADソフトのスクリーンショットや画像(PNG、JPGなどの画像形式、10MBまで)、またはRhinoの.3dmファイル(100MBまで)。
- アングル
- スクリーンショットは撮影時のアングルのままレンダリングされます。.3dmファイルなら、Front・Side・Top・¾・Back、ファイルに保存されたビュー、またはモデルを回転させた任意のアングルから選べます(スマートフォンではEdit in 3Dで操作します)。
- 3Dファイル
- Rhinoの.3dm(MatrixGoldやRhinoGoldで保存したファイルを含む)。HeyGema™がセンターストーンと脇石を検出して数を数えます。地金パーツが複数あるジュエリーは、パーツごとに異なる地金を指定できます。3Dファイルはブラウザ内にとどまり、HeyGema™が受け取るのは選んだビューの画像だけです。
- 地金
- イエローゴールド・ホワイトゴールド・ローズゴールド。
- 石
- ダイヤモンド、ルビー、エメラルド、ブルーサファイア、ピンクサファイア、パープルサファイア。センターストーンにも脇石にも使えます。
- バリエーション
- Refine:ヘアライン仕上げや別の地金など、バリエーションの内容を文章で指示すると、新しいバージョンができます。元の画像もすべてのバージョンも、並べて残ります。
- 出力
- ダウンロードできる高解像度の画像。作成したレンダリング画像はご自身のものです。
- ログイン
- Googleアカウントまたはメールアドレスでログインします。
- 対応言語
- レンダリングツールは英語・スペイン語・フランス語・イタリア語・ドイツ語に対応しています。このWebサイトはヒンディー語・ペルシア語・日本語・韓国語にも対応しています。
- お問い合わせ
- yacine@heygema.com
HeyGema™でできること
ジュエラーはRhino、MatrixGold、JewelCAD、3DesignなどのCADソフトでデザインしますが、CADの画面のままでは、お客様に心から気に入っていただくのは難しいものです。そこで通常はレンダリングを行います。KeyShotなどのレンダラーで素材・ライト・カメラを設定するか、レンダリングを専門家に外注するのが一般的です。HeyGema™は、その工程をジュエリー専用のAIレンダリングツールに置き換えます。CADをそのまま読み込み、同じジュエリーのフォトリアルな画像を作成します。カメラアングルは同じ、同じ石が同じ位置に入ったまま、選んだ地金で仕上がります。
Rhinoの.3dmファイルなら、HeyGema™がブラウザ上でモデルを開き、地金・センターストーン・脇石を判別して、石の数を数えます。アングルはレンダリング前に選べます。Front・Side・Top・¾・Back、ファイルに保存されたビュー、またはEdit in 3Dで設定した任意のアングルです。この画面では、パーツを非表示にしたり、石または地金として指定したりもできます。スクリーンショットの場合は、撮影したビューそのままでレンダリングします。詳しくは.3dmファイルをレンダリングする方法とCADのスクリーンショットをレンダリングする方法をご覧ください。
こんな方におすすめ
製作前のジュエリーをお客様に見せるオーダージュエリーのジュエラーや、婚約指輪のデザイナー。レンダリング環境を整えずに、お客様に見せられる画像を用意したいCADデザイナー。受注生産品の画像が必要なジュエリー店やオンラインショップ。
HeyGema™にできないこと
HeyGema™はCADソフトではありません。デザインはお使いのソフトで行います。汎用の画像生成AIでもありません。モデリングしたジュエリーそのものをレンダリングし、Refineではそのレンダリング画像をもとにクリエイティブなバリエーションを作ります。レンダリング画像はデザインをお見せして承認をいただくための画像です。製作に入る前に、プロポーションや石のサイズをCADデータで確認してください。読み込める3D形式はRhinoの.3dmのみです。STLやOBJなど、ほかの形式の場合は、モデルのスクリーンショットをアップロードしてください。
2026年10月の新機能
今月のアップデートの多くは、Rhinoの.3dmファイルに関するものです。
パソコン向けの新しいワークスペース。 パソコンでは、ツール全体がひとつのワークスペースになりました。左にYour Design、中央のキャンバスにファイル、右にレンダリングが並びます。.3dmファイルは3Dで開いたままなので、モデルを回し、パーツをクリックして確認し、Render this viewを押すだけです。左のメニューのProjectsでは、レンダリングをファイルごとにまとめて見られます。
スマートフォンではまずプレビュー。 スマートフォンで.3dmファイルをアップロードすると、ジュエリーのプレビュー、アングルボタン(Front・Side・Top・¾・Back)、検出されたセンターストーンと脇石の数が表示されます。
Edit in 3D。 スマートフォンでは、モデルを3Dビューアで開きます。パーツをタップして選択し、非表示にしたり、石または地金として指定したりできます。Select similarを使うと、すべての脇石など、同じ種類のパーツをまとめて選択できます。
保存したビュー。 Rhinoファイルに保存したビューは、パソコンではアングルボタンの横に、スマートフォンではSaved in fileに表示されるので、Rhinoで設定したアングルでレンダリングできます。
コンビ(2色使い)。 地金パーツが複数あるジュエリーでは、パーツごとにイエロー・ホワイト・ローズゴールドから地金を選べます。
スマートフォン対応。 3Dビューアはスマートフォンでも、縦向き・横向きのどちらでも使えます。
ファイルは手元に。 .3dmファイルはブラウザ内で読み込まれます。HeyGema™が受け取るのは選んだビューの画像だけで、3Dファイルそのものは送信されません。
名前について
HeyGema™は一続きの1語(Hey + Gema)です。AI動画企業のHeyGenや、オープンソースのアバタープロジェクトであるHeyGemとは関係ありません。HeyGema™の公式アカウントはInstagram、YouTube、Facebook、LinkedInです。
Speech to sketch
HeyGema™の最初の製品は、お客様の説明に合わせてジュエリーをスケッチするGoogle Meetのアドオン、Speech to sketchでした。現在も専用ページがありますが、今のHeyGema™の主力製品はレンダリングツールです。